バスがまったく釣れない・・・なんでや!誰か助けて!
「バス釣りを初めたは良いけどバスが釣れない」と嘆いている方は多いのではないでしょうか?
それもそのはずです。ブラックバスは本来簡単に釣れる魚ではないからです。バスはある程度基本を押さえないとかなり釣ることが難しい魚なんです。
そこで今回は、バスが釣れないのはこれが原因では?といったポイントを6つ挙げていきます。
原因をクリアにする方法も解説していきますので、バス釣り初心者の方はぜひ参考にしてみてください!
バスが釣れない人必見!6つのチェックポイント
先に6つのチェックポイントを挙げるとこんな感じです。
- 釣れる場所が分からない
- 釣れるアクションが分からない
- バスのアタリが分からない
- 真夏日中のピーカン無風など釣れないときもある!
- 冬はバスが釣れない!難易度MAX
- 実は秋も難しい!
この中で特に多くのバス釣り初心者の方が釣れない原因として該当するのは①~③ではないかと思います。
と言いますのも、かくいう私が初心者の頃はバスが全然釣れない人で、その時を思い返せば①~③が釣れなかった原因としては大きかったと思うからです。
それこそ私の場合は丸1年釣れませんでした。当時小学6年生でしたが、どうしてもバスを釣りたかったので、バサーやルアーマガジンなどの釣り雑誌を読み漁っては実践を繰り返し何とか1匹をキャッチすることができましたが非常に長かったです。当時はネットなどの情報が無かったので苦労しました。
一年釣れなかったらわしゃ辞める!
話が脱線しましたが、そんな釣れなかった筆者が解説をしますので、信憑性はあるかと思います。バスが釣れない人は以下詳細をチェックしてください。原因がクリアにできれば釣れない人も釣れるようになります。
バスが釣れない原因①.釣れる場所が分からない
「釣れる場所が分からない」バスを釣った経験が少なければ当然です。さらにはフィールドが広大であればあるほどバスの付き場を特定するのが難しくなります。
私の場合は通っていたフィールドが印旛沼水系の比較的大きな河川だったので、ポイントが沢山あり、どこで釣れば良いのかいつも迷っていました。
ただ、一匹をキャッチした後バスがポツポツと釣れるようになってからは、ある共通点に気づきました。それは根がかりがしやすい場所だったということです。
バスは障害物に付く魚という基本知識は知っていたものの、お小遣いでバス釣りをする小学生時分には根がかりでのルアーロストは大問題です。そのため、根がかりしやすい場所へのキャストはどうしても億劫になっていました。
さらには、ルアーは遠くに投げた方が良いと思っていたのでいつも遠くに向かってキャストしていましたがこれもバスが釣れない原因でした。
このような原因に思い当たる節がある方は、反対のことをやると釣れるようになります。
- 根がかりのしやすい場所に積極的に投げる。
- ポイントに着いたら、まず岸沿いから攻める。
ということです。
根がかりが恐いという方は、根がかりしてもリスクの少ないワーム、それこそノーシンカーリグなどで障害物まわりを攻めるのがおすすめです。また岸沿いを攻める場合は、あまり水際に近づかないでそっと静かに釣りをするのもコツです。
バスが釣れない原因②.釣れるアクションが分からない
「釣れる」と評判のルアーを使っていても全く釣れないという方は、アクションに釣れない原因があるかも知れません。
ルアーは基本的に、その状況に合わせたルアーアクションをしなければバスを釣ることが難しくなります。
私の場合、釣れない人だった時に当時嘘みたいに釣れると話題だったゲーリーヤマモトの4インチカットテールを良く使っていました。ただ私は4インチカットテールを使っても一向に釣れませんでした。
なぜなら、当時の私はズル引きしかしなかったからです。他のアクションも知っていたものの、ワームの基本アクションがズル引きということも知っていたので、初心者は基本からと思いひたすらにズル引きをしていました。
これが釣れない原因でした。私が通うフィールドでは4インチカットテールのズル引きはバスに効果的ではなかったということです。
このように同じアクションばかりを繰り返しているという方は他のアクションも試してみると釣れるかもしれません。
- ズル引きにこだわっていたならシェイクやボトムバンプなども試してみる。
- シェイクやボトムバンプ、リフト&フォールなど複数のアクションを織り交ぜてみる。
ということです。
また、バスが著しく低活性な場合はルアーのポーズ(止めておく)時間を長くすることでバイトがあることがあります。バスの活性が高いかなという時には早く動かしたり、バスの活性が低いかなという時には遅くしてみたりと、スピードも色々と試してみると良いです。
バスが釣れない原因③.バスのアタリが分からない
バスのアタリを察知するのは初心者のうちはかなり難しいです。そのためバスがバイトしていたのにもかかわらず見過ごしているといった可能生があります。
私が釣れない人だった時は、このバスのアタリに相当苦労しました。それこそ雑誌を読み漁っても、ことアタリに関しては明確な答えが無いのも戸惑いました。
バス釣りをしていると、「今のアタリだったのかな」「今のは何かに当たった?」などあらゆる感触が手に伝わってきますが、特にワームの釣りをしている時は底で釣りをしていることが多いのでアタリか底かを判別することが難しくなります。
バスのアタリの例としては、「コツコツ」とルアーをついばむようなアタリや「ゴンッ」と引き込むようなアタリ、さらにはただ重くなるだけというパターンもあります。正直一番難しいのはただ重くなるだけというパターンのアタリです。
ただ、私の場合はこのただ重くなるだけのアタリがあるということを知ってからバスが良く釣れるようになりました。
おすすめの対策方法としては
- おかしいと思ったら何でも合わせてみる。
- おかしいと思ったらラインテンションをかけてバスか確かめてみる。
の2点です。
どちらでも良いですが、どちらが良いかと言われれば「ラインテンションをかけてバスか確かめてみる」という方法です。バスのバイトであれば、ラインテンションをかけると「のそー」と重くなったり生命感を感じるので、しっかりフッキングできる体制にしてから改めてフッキングします。
あとは、フォール中のアタリです。これに関してはラインで見極めるのがベターです。ラインが横に走ったり、ラインの出が不自然に止まったりしたら合わせみると良いです。
結論ですが、正直アタリに関しては経験するしかありません。「習うより慣れろ」という言葉が当てはまります。
バスが釣れない原因④.真夏日中のピーカン無風など釣れないときもある!
バス釣りは「何をやってもだめ」といったようなどうしても釣れないときがあります。こればかりは自然と相対するものなので、致し方ありません。これも釣りです。真夏日中のピーカン無風など、釣れない時間は必ずあります。
ただ一転、無風だった状況から風が吹き始めれば、釣れやすくなるといったこともあるので、一日釣りをしていれば釣れるときもあるし、釣れないときもあるといったところです。
- 釣れないときもあると理解する。
- 一日釣りをしていれば良い時間帯もあるのでめげない。
ということで、メンタル的なところをどう保つかがポイントです。
私の場合、釣れないときはどこでやっても同じだと思っているので、ここぞというポイント一箇所で粘り込みます。と言いますか疲れたくないのが一番の理由です。疲れると精神的にもまいってくるので良い時間帯、すなわち夕マズメが来るまで体力を温存します。
ただ、夕マズメだからといって釣れないときも多々あります。釣れない日は釣れない日で、「そんな日もあるさ」と思って次に切り替えましょう。
バスが釣れない原因⑤.冬はバスが釣れない!難易度MAX
バス釣りが一番難しくなる季節が冬です。冬は水温低下とともにバスの活性が著しく低下するので簡単には釣れない状態となってしまいます。
さらにバスは水温変化の少ない安定した水域を求めてディープに移動します。これも冬のバスが釣りにくくなる原因です。岸から狙える範囲にディープが無いといった場合には陸っぱりから釣ることが困難となるからです。
ただ、反対に言えば
- 水温が安定した場所を見つけることができればチャンス有り。(温排水が流れ出るところなど)
- 岸から狙える範囲にディープがあれば陸っぱりからでもチャンス有り。
ということです。
例えば周囲を簡単に一周できるような小規模な野池であれば冬でもバスを釣ることが可能です。キャストをすれば池の中央付近までアプローチできるということであれば、後はもうバスが口を使うかどうかといった問題となります。
この際、冬のバス釣りは食性で訴えても反応してくれないことが多いので、リアクションバイトを狙うというのが基本です。
冬に有効なメタルバイブを使ってリフト&フォールで誘ってみたり、早巻きをしてみたりと、あまりバスにルアーを見せずに反射で口を使わせるということを意識してアクションをするのがコツとなります。
バスが釣れない原因⑥.実は秋も難しい!
冬が難易度MAXだとすれば、秋はその次に難しい季節だと筆者は感じています。状況次第では冬以上の時も・・・。正直、筆者はとても苦手です。
秋は、バスが冬に向けて激しくベイトフィッシュを追いかけ回すようになることから「荒食いの季節」とも言われ、バス釣りにおいてはハイシーズンのイメージがありますが侮るなかれ。ボウズになる可能性が多分にある季節です。
なぜかと言いますと、バスがベイトフィッシュを意識した行動パターンとなるため、アングラー側としてはベイトフィッシュの居場所をつぶさに把握することが求められるからです。
ベイトフィッシュが長く同じポイントにいてくれれば良いのですが、強風が吹いたり、雨が降ったり、様々な要因で移動します。特に秋は台風が多いですよね。
そのため難しく、ベイトフィッシュの居場所が掴めないと一日中ベイトフィッシュ探しに終始して結局「釣れない」ということになってしまうのです。
ただ、反対に
- ベイトフィッシュの居場所が掴めれば「釣れた」ようなもの。
爆釣が期待できます。
釣り方としては、巻き物系のルアーで広範囲をスピーディーに探ったり、ベイトフィッシュを意識したルアーやアクションでカバー周りを探ったりするのがベターとなります。
バスが釣れない時は上手い人の真似をするのもおすすめ!
バスが釣れない時は、上手い人の真似をするのもおすすめです。
特に、アクションを加える際のロッドワークや、状況別のポイントの選択方法などは上手い人の真似をするのが一番です。
YouTubeなど動画で、実際に上手い人の釣りを見てみると、気づきや発見がたくさんあると思います。「なるほど」と思ったことはじゃんじゃんフィールドで試してみてください!
誰でもバスが釣れない人からは卒業できる!
ズバリ、誰でもバスが釣れない人からは卒業できます。バス釣りは比較的セオリーが確立している釣りなので、基本を押さえれば必ずバスが釣れるようになります。
でも、基本をすべて理解してそれを実践するというのは難しいといった方は、
まず、この2つだけは実践してみてください。
どんな釣れるルアーも、やはりバスがいる場所に投げないと釣れないからです。まずは根がかり恐れないことからです。