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ブラックバスの釣り方!早く一匹釣りたい初心者必見!基本やコツを解説

早く一匹釣りたい初心者必見!ブラックバスの釣り方 基本やコツを解説
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「ブラックバスの釣り方を知りたい」「バス釣りを始めたけどなかなか釣れない」
当記事はこんな方々に向けた内容の記事となっています。

ブラックバスの釣り方を、バス釣り歴25年の筆者が基本からしっかりと解説しています。

ポイントは6つです。ぜひ参考にしてみてください!

この記事を見るメリット
  • ブラックバスの釣り方が分かる
  • ブラックバス釣りで重要なポイントが分かる
  • 最初の一匹にたどり着く

ブラックバス釣りに必要な道具

まずはブラックバスの釣り方の前に、簡単にバス釣りに必要な道具について紹介します。

大きくは以下の7つです。

道具を選ぶ際、特にバス釣り初心者の方に注意していただきたいのは、ロッドとリールです。

ロッドとリールは、スピニングかベイトか、いずれかに分かれるのですがベイトを選択するとなかなか慣れるまで時間がかかってしまいます。

バス釣り初心者の方は、スピニングロッドとスピニングリールのセットから始めるのがおすすめです。

ベイトはバックラッシュという特有のトラブルがあることに加え、軽いルアーの扱いには向きません。最初はロッド一本でワームの釣りからプラグを使った釣りまで、色々な釣りをすることが多いかと思います。そのような面でもスピニングのほうがおすすめです。

ブラックバスの釣り方の基本やコツ

ブラックバス釣りは、セオリーが確立している釣りと言えます。

そのため、ある程度セオリーの基本を知り、それを実践することで誰でもブラックバスが釣れるようになります。

早速ですがブラックバス釣りで基本となるポイントを紹介すると

  1. ポイント選び
  2. ルアー選び
  3. キャスティング
  4. アクション
  5. バイト(アタリ)からフッキング(アワセ)
  6. ランディング(取り込み)

この6つです。

さらに言えばこの中でも特に重要となるのが

  1. ポイント選び
  2. ルアー選び
  3. キャスティング

この3つです。

理由は、ブラックバスがいる場所に、ブラックバスが求めているであろうルアーをアプローチすることが釣果を伸ばす鍵となってくるからです。

反対に言えば、これらができないとブラックバスのバイト(アタリ)を得ることは、なかなか難しくなります。

ブラックバスの釣り方①ポイント選び

ブラックバス釣りで最も重要となってくるのがポイント選びです。

なぜなら一にも二にもブラックバスがいるポイントで釣りをしなければ始まらないからです。

基本的にルアーはブラックバスの目の前に通さなければなかなか口を使ってくれません。餌であれば広範囲から魚を集める効果がありますが、ルアーには餌ほどの集魚効果はないからです。

そのためブラックバスを釣るには、アングラーがブラックバスの居場所を突き止めなければなりません。

ポイント選びの基本とコツを次の見出しから紹介していきます。

変化に富んだ場所を選ぶのが基本

ブラックバスは変化に富んだ場所を好む魚です。

そのため、地形の変化がある場所や障害物のある場所を選ぶのが基本となります。

地形の変化と障害物のある場所について例を挙げると

【地形の変化】

  • ワンド
  • 流れ込み
  • 護岸の切れ目や角
  • カケアガリ

【障害物】

  • アシ
  • 桟橋
  • 橋脚
  • テトラポット

一見何の変哲もない場所で釣れることもありますが、そのような場所でも実は底にはカケアガリがあったり、大きな岩が沈んでいたりします。

やはり何かしら変化がある場所を選ぶのが基本です。

ちなみに地形の変化がある場所をストラクチャーバスが身を潜める障害物のことをカバーと呼びます。

季節によってもブラックバスの着き場は異なる

ブラックバスは、季節によっても着き場が異なります。そのため、季節ごとのブラックバスの行動パターンを知っておくことで、広大なフィールドの中からある程度ポイントを絞ることが可能です。

基本パターンについては以下に簡単にまとめます。

  • 春:産卵(スポーニング)を控えたブラックバスがシャローに寄ってくる。
  • 夏:暑さや直射日光を避けるため、水通しの良い場所や日陰となる場所に身を潜めるようになる。
  • 秋:フィールドが適水温となりブラックバスの活性が上がるため、多くの個体がベイトフィッシュを追いかけまわすようになる。
  • 冬:フィールドの水温低下と共にブラックバスの活性も著しく低下する。水温が安定、もしくは少しでも高い場所を求めるようになる。

夏や冬のパターンをご覧いただくと分かるように、つまりはブラックバスも人間と同様、少しでも快適に過ごせる場所を求めるということです。

人間が夏であれば涼しい場所を求めるように、ブラックバスも流れ込みや木が覆いかぶさった場所など涼しい場所を求めます。

これに前述した変化に富んだ場所と掛け合わせて考えると、美味しい一級ポイントというのは絞れてくるはずです。

ブラックバスの釣り方②ルアー選び

「いかにフィールドの状況やバスの活性に合わせたルアーを選ぶか」

これがブラックバス釣りでは重要となりますが、状況を見極めて適切なルアーを選ぶのは経験者でも簡単ではありません。正直、初心者の方にはかなり難しいです。

そこで筆者がおすすめするのは、縦の動きが得意なルアーと横の動きが得意なルアーを用意して、状況に応じて使い分けるという方法です。

ブラックバスはその日のコンディションによって縦の動きに反応したり、横の動きに反応したりします。

もちろん釣果を伸ばす上では、縦か横かという2つの要素だけにはとどまりませんが、始めのうちはあまり複雑に考えるのも良くありません。

縦の動きが得意なルアーと横の動きが得意なルアーについては、以下をご覧ください。

縦の動きが得意なルアー:ワーム全般やラバージグなど

これらはフォール(落とし込み)アクションやリフト&フォールで誘うことができます。フォールアクションやリフト&フォールはブラックバスが縦の動きを意識している場合に有効となります。

横の動きが得意なルアー:クランクベイトやシャッドテールワーム、ストレートワームなど

クランクベイトとシャッドテールワームはただ巻きでも自発的にアクションします。ブラックバスが横の動きを意識している場合に有効となります。また、ストレートワームはズル引きで誘うのに有効で、このアクションもブラックバスが横の動きを意識している場合に有効です。

このようにルアーはそれぞれ、得意なアクションは異なるので、少なくとも縦と横というように役割の違うルアーを用意して、ブラックバスの反応を伺ってみることをおすすめします。

また、ルアーを購入する際は、フィールドで実績の高いものを選んだほうが良いです。ネットなどで調べるとある程度知れたフィールドであれば沢山実績ルアーの情報が出てくるはずです。

ルアーを沢山購入できる方には、まずはハードルアーよりワームを揃えることをおすすめします。ワームのほうが生命感のある動きが出しやすくバスに口を使わせやすいです。

ブラックバスの釣り方③キャスティング

キャスティングもブラックバス釣りでは非常に重要なポイントとなります。

なぜならバスがいるであろうスポットに出くわしても、そのスポットに精度良くキャスティングができないとバイトを得られる確率が下がってしまうからです

ブラックバス釣りでは、ブラックバスの鼻先にルアーを通すイメージでキャスティングやルアーのトレースを行う必要があります。

したがってキャスティングにおいては、精度を高めることが重要です。

また、ブラックバスは比較的、岸よりに多くの魚がいるので、遠投が必要なシチュエーションはあまり多くありません。

「遠くに飛ばせるか」より「狙った場所に正確に落とせるか」です。

オーバーヘッドキャストでもサイドハンドキャストでも短い距離を正確に落とせるようになると釣れる魚の数は増えます。

ブラックバスを多く釣るためには、障害物を見つけた時になるべくタイトに狙うのがコツです。障害物に引っかかるのを恐れて離れた場所を狙うのは一番良くないです。

ブラックバスの釣り方④アクション

ブラックバス釣りでは、ブラックバスのコンディションに合ったアクションを加えることで釣果を伸ばすことができます。

「ルアー選び」で前述しましたが、ブラックバスはその日のコンディションによって縦の動きに反応したり、横の動きに反応したりします。

さらに言えば、スピードの早い・遅い、はたまたアクションを一定時間止めたほうが良い場合など本当に様々です。

しかしながら、初心者の方には一ヶ所でアクションを色々試すよりも、ポイントを色々と変えながら多くのキャストを繰り返すことを筆者はおすすめします。

なぜなら、その場所にブラックバスがいなければ、鼻先にルアーを通すことができなければ、バイトは得られないからです。

アクションは固執せず、はじめのうちは「縦か横か」もしくは「スピードの早い・遅い」を加える程度にして、あまり一つの場所で粘るようなことはしないほうが良いです。

ブラックバスの釣り方⑤バイト(アタリ)からフッキング(アワセ)

ブラックバスの釣り方のなかで難しいポイントとなるのがバイトです。

理由は端的に言えばウキがないからです。ルアー釣りには餌釣りのようなウキがないためにバイトを手元に伝わってくる感触やラインの変化で見極めることになります。

正直、筆者もバイトに関しては今でも戸惑います。「今のバイトかな・・・と思ったら根がかりだった」ということは今でもしょっちゅうです。

バイトの例を挙げると

  • コツコツ系:コツコツとルアーをついばむような感触が手元にくる
  • ゴンッ系:ゴンッとルアーを思い切り吸い込んだような感触が手元にくる。分かりやすいバイト
  • 重くなる・軽くなる:ルアーを引いてくる時に重くなったり軽くなったりする
  • ラインの変化:ラインが横に流れたり、急に弛んだりする

このようなところです。

特にワームの釣りをしている時は、底の感触なのかバイトなのか、根がかりなのか悩むことが多いかと思います。

そのため、「バイトかな?」と思ったものは一度動かしていた手を止めて生命感があるか確かめるか、一か八かフッキング(アワセ)してしまうことです。

フッキングの仕方は、バイトを感じたら糸の弛みを巻き取ってバシッと胸に引き付けるようにフッキングするのが基本です。

また、細いラインを使用しいてる場合には、あまり強くフッキングするとライン切れを起こしてしまうので、ほうきを掃くようなイメージで横にグィーと大きくフッキングします。

ちなみに、ほうきを掃くようなイメージで横にグィーと大きくフッキングするフッキングの仕方をスイープフッキングと言います。

ブラックバスの釣り方⑥ランディング(取り込み)

ブラックバスの釣り方で最後に紹介するのがランディング(取り込み)です。

ランディングの方法は基本的に3つあります。

1つ目はハンドランディングです。ブラックバスの下あごを親指と人差し指で挟むようにしてキャッチしてランディングします。

ハンドランディングをする際には必ずフックの位置を確認してから行うことです。フックがブラックバスの下あごにかかっている場合には他の方法でランディングします。

2つ目は、抜き上げる方法です。ブラックバスを岸まで寄せたらロッドの力を利用して、そのまま陸上に抜き上げます。40cmくらいになるとロッドが折れる危険性があるので、35cmくらいまでにしておくことをおすすめします。

抜き上げる場合はロッドとラインの角度を付けないことです。ロッドとラインに角度が付きすぎると穂先に急激な力が加わり穂先が折れてしまいます。穂先に力が加わらないようにロッドの根元付近の力を利用するようなイメージで抜き上げます。

3つ目はネットでランディングする方法です。もっとも確実性があって安全です。ただし、ネットを持ち歩かなければなりません。オカッパリでは少々荷物となってしまいます。

筆者はほとんどの場合、抜き上げてブラックバスをキャッチします。オカッパリで荷物が多くなるのが苦手なのでネットは持っていかないことがほとんどです。

3つのポイントがかなり重要!

ブラックバスの釣り方を紹介してきましたが、おさらいです。

ブラックバスの釣り方で特に重要となるのは

  1. ポイント選び
  2. ルアー選び
  3. キャスティング

この3つです。

他に関しては釣りをしていれば徐々に覚えてきます。

しかしながら、上記の3つのポイントをおろそかにすると、なかなか釣果を伸ばすのが難しいです。

反対に言えば、この3つができればブラックバスは釣れます。

「高いロッドじゃないと釣れない」「ボートじゃないと釣れない」なんてこともない釣りなので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください!