バス釣りにハマってから印旛沼水系に通い続けて早20年。中学生の頃から通い詰めては、それはもうありとあらゆるルアーを試してきました。釣具店の店員さんに教えてもらった釣れ筋ルアーを使ったり、メディアで評判のルアーを使ってみたりとその数は数え切れません。
そこで今回は、筆者の実体験を元に印旛沼水系で絶対使えるおすすめのルアーを5つ厳選しました。
印旛沼水系にバス釣りに初めて行くといった方や、印旛沼水系であまり釣れたことがないといった方におすすめの内容です。ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、
印旛沼水系の特徴は
- マッディ(かなり濁りは強め)
- シャロー(深い所でも2.5m程度)
- 代表的なカバーはアシや杭
- 印旛沼に流れ込む各種河川や捷水路は実績高
- ウグイ、クチボソ、甲殻類などがベイトフィッシュ
こんな感じです。
1.DAIWA(ダイワ) TDバイブレーション
ハードプラグの中で一番おすすめなのが、ダイワのT.D.バイブレーションです。T.D.バイブレーションは、信頼度の高い名作バイブレーションプラグとしてあまりにも有名ですが、印旛沼水系でも安定した釣果を得ることができます。
特に秋などバスが散って広範囲を探る必要があるシチュエーションではうってつけのルアーです。
使い方もただ巻きと非常に簡単です。投げて巻くだけで十分バスにアピールできますし、バイブレーション特有のキャスタビリティーの良さもあるので、遠投も利きます。
また、様々なシチュエーションに対応するのもT.D.バイブレーションの良いところ。周辺に目立ったカバーなどがないオープンウォーターはもちろんのこと、印旛沼水系に多いアシ際や杭周りをスピーディーにチェックしたい時にも有効です。
- 広範囲をスピーディーにチェックできる
- 使い方はただ巻きでOK!
- アシ際や杭周りをスピーディーにチェックしたい時にも
2.O.S.P(オーエスピー) ハイピッチャー
O.S.Pのハイピッチャーは、カバー周りやストラクチャーを臆せずスピーディーに攻略したい際におすすめです。
印旛沼水系のバスは岸沿いのカバーやストラクチャーに付いていることが多いので、それらを効率良くチェックしていくという点ではかなりのアドバンテージです。
ハイピッチャーは、1,000円ちょっとで買えるというリーズナブルな価格もさることながら、ワイヤーが頑強で耐久性にも優れているので、ルアーが壊れることやロストを恐れずにガンガンカバーやストラクチャーに当てながら引き倒すことができます。
印旛沼水系は、カバーやストラクチャーが複雑に絡んだ「明らかに根掛かりしそう」なスポットが多いので、ハイピッチャーのようなリーズナブルかつ耐久性にも優れたコスパ抜群のルアーはアングラーの強い味方になってくれます。
- カバーやストラクチャー周りを臆せず効率良くチェックするにはうってつけ
- ルアーが壊れることやロストを恐れずに引き倒すことができる
3.Gary YAMAMOTO(ゲーリーヤマモト) 4インチカットテールワーム
バス釣りのワームの中でも特に「これで釣れなければ仕方ない」と諦めがつく程、ボウズ逃れのワームとして名高い4インチカットテールワームですが、印旛沼水系にも抜群の相性です。
正直、筆者の場合、迷ったら4インチカットテールワームを使っています。昔(むかーし)から釣れていたので信頼度は桁違いですし、今でも十分すぎるくらい釣れるのでどうしても頼ってしまいます。
アクションによって小魚にもエビのように見せられますし、リグを変えれば色々な状況にも対応してくれるのも有難いところです。まさにオールマイティーと言えます。
使い方は、特にダウンショットリグがおすすめ。カバーやストラクチャー周りでシェイクを織り交ぜながらスローに誘えば、とりあえず釣れるでしょう。
- とりあえず釣れる
- スーパーオールマイティー
- 使い方はダウンショットリグがおすすめ
4.Gary YAMAMOTO(ゲーリーヤマモト) 3インチシュリンプ
3インチシュリンプは、スモラバにセットして使用するのがおすすめ。一口サイズでタフなコンディション下でバスがなかなか口を使ってくれないような状況でも頼れる存在です。
ゲーリーワーム特有のマテリアルの柔らかさから爪の部分もしっかり水流に合わせて揺らめき、細かなシェイキングなどのアクションを加えた際でもしっかり追従します。
そして、印旛沼水系での使い方としては、アシ際や杭周り、あるいは沈船などをタイトに攻めるのがベターです。焦らすようにしてシェイクで誘うと良くバイトがありますが、フォールでも十分バイトを狙えます。
また、3インチシュリンプをスモラバのトレーラーとして使用する際は、チョン掛けにしてセッティングするのがおすすめです。よりフレキシブルにアクションします。
- 一口サイズ。タフコン下で威力を発揮
- スモラバのトレーラーとして使用する際は、チョン掛けで
5.Berkley(バークレイ) パワーホッグ3インチ
パワーホッグ3インチは、ヘビーカバーを攻める時のワームとしておすすめです。マテリアルに張りがありラフに使用しても身崩れしにくいので、強引にアシの奥やゴミ溜まりにワームを放り込むような釣りに向いています。
また、パワーホッグ3インチは独特な匂いもマッディな印旛沼水系では強みです。他のワームにバイトが無い時にパワーホッグを使用するとバイトがあるといった時があります。そのため、個人的にはワームをローテーションする内の一つとしてパワーホッグ3インチをいつも入れています。
リグはテキサスリグが根掛りしにくく使いやすいです。フォールやズル引き、シェイクなどあらゆるアクションで誘うことができます。
- 強引にアシの奥やゴミ溜まりにワームを放り込むような釣りにばっちり
- 独特な匂いもマッディな印旛沼水系では強み
20年印旛沼水系に通った筆者が一番バスを釣ったルアーは・・・
印旛沼水系で使えるおすすめルアーを紹介してきましたが、この中で一番バスを釣ったのは間違いなく4インチカットテールワームです。季節もシチュエーションもあまり関係なく釣れてくれます。
印旛沼水系で初めて50アップを釣った時もこのワームでした。あまりにもベタなバス釣り最強ワームですが、やはり実力は本物。間違いありません。