過酷な冬の釣り。
とにかく防寒対策をしっかりすることが肝心ですよね。
特に手は冷えやすい上に釣りでは手がかじかむとどうにもならないので、手をしっかり防寒することは重要です。
そこで「冬の釣りで手が寒い!釣りどころじゃない」となる前にしておきたい対策方法を4つご紹介いたします。
冬に釣りに行く方はぜひご覧ください!
- 手を寒さから守るための対策方法が分かる
- 冬用のフィッシンググローブの選び方が分かる
- 冬の釣りの防寒対策の基本がちょっと分かる
冬の釣り場は寒い・・・手がかじかむ理由とは?
冬の釣り場は圧倒的に寒いですよね。
水場が近いがため体の芯から冷えるような寒さが体を襲いますし、風が吹けば凍えるような冷たい風が体にあたります。
寒いというかもはや痛いです。
特に釣りの場合、手先をよく使うので手がかじかむと最悪です。釣りどころではなくなります。
でも、どうして手がかじかんでしまうのでしょうか?ちょっと気になりませんか?調べてみました。
手がかじかむ時というのは当然とても寒い時ですよね。そんな時は体の末端から冷えた血液を脳や心臓に送らないように、末端の血管が縮むのだそう。つまり、人間の重要な機能である脳や心臓を守ろうとする働きによるもの、ということですね。
また、一度手がかじかむとなかな元に戻りません。そのため、手がかじかまないようあらかじめしっかりと寒さ対策をしておくのが重要です。
【冬の釣りで手が寒い】対策1.フィッシンググローブをする
冬場の釣り場で手を寒さから守るには、冬用の保温効果や防風効果の高いフィッシンググローブをするのが大前提となります。
もちろん他でも代用できるとは思いますが、フィット感がしっくりこなかったり、指先がカットされていなくて不便だったりするので、できれば釣り専用のフィッシンググローブを購入したほうが良いです。
ただ、冬用のフィッシンググローブにも色々なタイプがあるので、自分が普段する釣りだったり、重視したいポイントだったりなどを見合わせて選ぶといいかと思います。
以下の見出しから冬用のフィッシンググローブのタイプについていくつか紹介していきますね。
ちなみに毛糸素材の手袋の使用は釣りにはおすすめしません。フックにカエシがあれば刺さって抜けなくなる恐れがありますし、手袋が厚くてロッドを握った感覚も損なわれますので。
タイタニュームα™採用のフィッシンググローブ
タイタニュームα™を採用したフィッシンググローブは、保温性や断熱性に優れ、かつフィッシンググローブ自体の厚みが薄手のものが多いため、冬場のあらゆる釣りに使えます。
冬場の釣りに初めて挑戦する方で、どれを買えば良いのか分からないと迷った時にもおすすめ!
水に濡れても冷たくなりにくかったり、伸縮性も良かったりするので、機能的には申し分ないです。高い効果が得られますよ。
ちなみにタイタニュームα™が、保温性や断熱性に優れているわけは、保温性に優れたクロロプレンという素材を、さらにチタンなどの素材でサンドしているからなのです。チタン素材は熱伝導率が低いので外の冷たさがグローブの内部まで伝わりにくく、かつグローブの内部の熱を閉じ込めてくれるということで、防寒対策にはばっちりというわけです。
カイロポケット付きのフィッシンググローブ
フィッシンググローブの中には、カイロポケット付きのものがあります。
手の甲側に付いたポケットに小さめのカイロを入れられるようになっており、カイロの熱によって手を温められるというものです。
後述の電熱グローブは、使用するにもコストがかかったりメンテが必要だったりするので、手軽に手を温めてくれるものが良いという方にはカイロポケット付きのフィッシンググローブがおすすめです。
電熱グローブ
最後に紹介するのは電熱グローブです。
始めに釣り専用のものが良いと言っておきながら、電熱グローブは基本的に釣り専用のものではないため忍びないですが、ただ発熱するタイプではカイロタイプよりも効果を感じやすいかと思います。
電熱グローブは、厚手であったり、指カットがなかったりしますが、繊細なロッドワークが必要ない釣りであれば使えます。
じっとアタリを待つ餌釣りなどにおすすめです。
また、電熱グローブは大きく分けてモバイルバッテリータイプと充電タイプに分かれており、モバイルバッテリータイプは、長時間使用できるけどバッテリーがある分かさばってしまうのが難点、充電タイプはかさばらないけど長時間使用できないのが難点。
特徴がはっきり分かれています。
商品によって特徴や性能も異なるので一概に言えませんが、「冬でも長時間釣りをする」という方はモバイルバッテリータイプ、「かさばるのが嫌」という方は充電タイプを選ぶのが良いかと思います。
ちなみに上記の商品は、インナー用の電熱グローブです。インナーの場合、直接的に何かに触れることがないので傷みにくいですし、餌などで汚れることもなく、おすすめです。
【冬の釣りで手が寒い】対策2.インナーグローブを合わせて使用する
冬場の釣りで手が寒い時は、フィッシンググローブの下にインナーグローブを合わせて使用する方法もおすすめです。
やはり一枚よりも二枚のほうが暖かい空気が逃げにくいですし、冷たい空気が入ってきにくいので暖かく感じます。
その際、インナーグローブは必ず薄手の素材のものを使用するのがポイント。
インナーグローブが厚手だと、アウターグローブをした時にかなりゴワゴワしてしまいますので。
【冬の釣りで手が寒い】対策3.手を濡らさない
冬場の釣りで手が寒い時は、できるだけ手を濡らさないのも重要です。
冷たい水に触れれば一瞬で手がキーンと冷えてしまいますし、手が一旦かじかむとなかなか元に戻らないためです。
方法としては、餌を付けた後、汚れた手を拭く場合は、水で洗うのではなくタオルやウェットティッシュを使用したり、魚を釣ってフックを取り外す際も、手で触るのではなくフィッシンググリップで触るようにするのがベターとなります。
【冬の釣りで手が寒い】対策4.高温タイプのカイロを用意しておく
冬場の釣りで手が寒い時は、屋外使用でも十分な温度を保ってくれるようなカイロをポケットなどに入れて用意しておくのもおすすめです。
上記商品は最高温度が約73度になり、かつ屋外の使用でも冷たくなりにくいので冬場の釣りにはぴったりです。
開封後すぐに発熱してくれるのも嬉しいポイントです。
どうしても水に触れなければならなくて水に触れてしまった後など、すぐ手を温めたい時にあると便利ですよ。
※上記商品は、やけどや低温やけどに注意が必要です。肌に密着した状態での使用はできません。
最後に「冬に釣りに行くのは初めて」という方へ
冬の釣りは本当に厳しいので防寒対策はマストです。
もし今度「初めて冬に釣りに行く」という方はぜったいに甘くみないでください!(フリじゃないです。本当にシャレにならないので)
特に手の防寒は釣りでは重要となりますので、ちょっとお金をかけてでも手を抜かずばっちりしていくことをおすすめします!