千葉市のランドマークである千葉ポートタワーといえば、千葉市に「住んでいる」「住んでいた方」にとってはおなじみのスポットです。
しかしながら、その認知度は千葉市から離れていけばいく程、薄まっていきます。
千葉市在住の筆者は、少なくとも千葉県内の人には知られていると思っていましたが、県内の人に「千葉ポートタワーて知ってる?」と聞くと意外??にも知らない人がいることに驚きました。
なぜなら、筆者は小さい頃から何度も行っており、「千葉県」のランドマークといえば千葉ポートタワーだと思い込んでいたからです。「千葉市」のランドマークということに気付いていませんでした。
人の思い込みは恐いですよね。
ということで、かなり前置きが長くなってしまいましたが、千葉ポートタワーのことを千葉市外の方、さらには県外の方にも知ってもらいたいと思い、改めてその魅力を熟考し8つ挙げてみました。「千葉ポートタワーに行ったことがない」という方、ぜひチェックしてみください。
- 千葉ポートタワーの魅力がわかる
- 千葉ポートタワーの周辺情報がわかる
- 千葉ポートタワーや周辺での楽しみ方がわかる
千葉ポートタワーの魅力8選!【夜景・レストランなど】
千葉ポートタワーは、展望室からの景色・夜景や3階の展望レストランなど魅力がたくさんです!筆者厳選の8つの魅力を紹介していきます。
1.千葉ポートタワーの展望室は360度の大パノラマが広がる!美しい景色
千葉ポートタワーの魅力といえば、なんといっても360度の大パノラマからなる展望室からの美しい景色です。2Fと4Fにある両展望室からは、幕張新都心のビル群やコンテナターミナルなどが集まる京葉工業地帯を眺めることができ、冬など空気が澄み切った日には富士山を眺めることもできます。
そして、中でもおすすめしたいのは、西側から眺めることができる東京湾の先に見える水平線です。特に夕方は赤に染まった神秘的な東京湾に夕日が沈んでいく光景を見ることができます。
千葉ポートタワーは海のすぐ側ということもあり、海側の景色が最高です。
極稀に運が良ければダイヤモンド富士も鑑賞することができるそう。10月と2月はチャンスがあるみたいです。
2.千葉ポートタワーは夜景が最高!デートにもおすすめ
展望室からの夜景も最高です。
千葉ポートタワーから眺めることができる夜景は日本夜景遺産事務局が8つの基準から選定する「日本夜景遺産」に認定されています。
見どころとしては、やはり千葉港の工場夜景(上の写真は千葉市街地方面の夜景です)でしょう。実はこちらも「日本八大工場夜景」の一つになっており、なんとも幻想的に輝く工場群の灯りを眼下に望むことができます。
筆者的には、千葉ポートタワーからの眺めを堪能するなら夕方から夜にかけてがおすすめです。千葉ポートタワーといえば昼のイメージが強いですが、夕景や夜景も感動ものです。デートにもおすすめです。
3.千葉ポートタワーは外観も美しい!被写体としても最高
千葉ポートタワーは、ハーフミラーガラスというものがタワー全体に採用されており、これが鏡のごとく周りの景色を映し出します。
青い空や白い雲がタワーに映り、景色に溶け込むのが特徴です。
タワーが周りの眺望に自然と馴染むことで、写真の被写体としてもばっちりです。美しい一枚が撮れます。
4.クリスマスは千葉ポートタワーにイルミネーションが点灯!
例年11月下旬から約1ヶ月の間、千葉ポートタワーにはクリスマスイルミネーションが点灯され、壁面がクリスマスツリーになります。
約3,500球のきらびやかな電球で象られた高さ100m幅30mのクリスマスツリーは圧巻。クリスマスデートはもちろん、親子で楽しむにももってこいです。
この巨大クリスマスツリーは「国内最大の電飾ツリー」としてギネスブック1989「日本の記録」にも掲載されています。一度は見ておきたいクリスマス時期の千葉を代表する光景です。
5.千葉ポートタワー3階のレストランでは美しい景色と地産池消の料理を堪能できる
千葉ポートタワーの3階には、展望レストラン「SEAGULL KITCHEN(シーガルキッチン)」があり、地上109mからの美しい景色を眺めながら地産地消の料理を堪能できます。
食事のスタイルはビュッフェ形式で、メニューは千葉県産の「恋する豚」を使ったローストポークや、千葉県産のトマトとモッツァレラチーズを使用した「自家製バジルのカプレーゼ」など。
千葉ポートタワーは360度ガラス張りとなっているので、どのテーブルの位置からでも景色を楽しむことができるのもポイント。千葉県の食材を活かした料理とともに贅沢なひとときを味わうことができます。
※レストラン利用の際は別途入館料もかかります。
6.千葉ポートタワーはベビーカーもOKI!赤ちゃん連れのデートにも
千葉ポートタワーにはベビーベッド装備の授乳室があるので、赤ちゃん連れでも安心。もちろんベビーカーもOKです。
千葉ポートタワーなら、普段小さいお子さんがいてなかなか遊びに行けないというご家族にもおすすめです。天気の良い日などにのんびりするにはぴったりです。
7.千葉ポートタワーの1階で売られているソフトクリームが美味しい!
千葉ポートタワーの1階のポートショップでは、千葉県ならではの特産品やお土産、ご当地グッズなどを購入できます。
さらには、千葉県の生乳を100%使った特製ソフトクリームが売られており、このソフトクリームが美味しいんです!
濃厚な味わいのソフトクリームですよ。
8.千葉ポートタワーには無料駐車場があるので車でのアクセスもばっちり
千葉ポートタワーには、約240台収容の大きな無料駐車場があるので車でのアクセスがしやすいのもポイント。無料なので時間を気にせずゆっくり楽しめますし、近くに来た際に気軽に立ち寄ることもできます。
公共交通機関の場合は、電車であれば千葉都市モノレール・JR京葉線千葉みなと駅から徒歩約12分。もちろん公共交通機関でもスムーズに千葉ポートタワーまでアクセスできます。
- 所在地:千葉市中央区中央港1丁目
- 開館時間:【6月~9月】9:00-21:00【10月~5月】月~金 9:00-19:00、土日祝 9:00-20:00
- 定休日:年末年始
- 公式サイト:千葉ポートタワー
千葉ポートタワーは公園も隣接!その他レジャーも紹介
1.広々ゆったり遊べる公園も隣接!BBQやテニスも楽しめる
千葉ポートタワーは千葉ポートパークという28.3haを有する広大な公園と隣接しているのも特徴です。千葉ポートパークには、円形芝生広場やテニスコート、ジョギングコース、さらにはBBQ場などもあり、老若男女が思い思いに過ごせる憩いのスポットとなっています。
特に円形芝生広場は、親子で外遊びをするには最適ですし、レジャーシートを広げてのんびりお弁当を食べたりといった際にもぴったりです。
また、春になれば千葉ポートパークにある桜が咲くことから花見客も多数訪れます。千葉ポートパークは、千葉ポートタワーをバックに四季折々の風景を楽しむことができるのも魅力です。
千葉ポートタワーに行った際はピクニックがてら千葉ポートパークを散策するのも良いですよ!
2.千葉ポートタワーの側の浜では潮干狩りも!
千葉ポートタワーのすぐ側の浜では潮干狩りを楽しむことができます。
潮干狩りのシーズンとなるのは、だいたい3月から7月までで、採れるのは主にあさりとホンビノス貝です。
出典:千葉ポートパーク公式サイト
上記、千葉ポートパーク園内マップの③ビーチプラザで潮干狩りを楽しむことができます。
ちなみに料金は無料。ポートパークの管理事務所には足洗い場もあるので安心して潮干狩りを楽しむことができます。
※このエリアで潮干狩りを行う際は必ず千葉県海面漁業調整規則に従いましょう。
3.千葉ポートタワー近くの千葉みなとでは釣りも楽しめる
千葉ポートタワー近くの千葉みなと付近では釣りを楽しむこともできます。
釣りのポイントは、千葉ポートパークシーガル広場前がポイントとなっており、ここではルアーであればシーバス、エサであればアジやイワシなどを狙うことが可能です。
初心者の方には、比較的簡単なサビキ釣りやウキ釣りがおすすめです。特にサビキ釣りであればお子さんでも十分に釣ることができます。親子で釣りを楽しみたいという際にぴったりです。
※釣り施設ではありませんので釣りを楽しむ際は釣り道具一式を持ち込む必要があります。
いろいろな楽しみ方があるのも千葉ポートタワーの魅力
千葉ポートタワーは、親子で楽しむにもカップルのデートにもおすすめのスポットです。
展望室からは360度大パノラマの迫力ある景色や美しい夜景を眺めることができますし、館内3Fのレストランでは絶景とともに地産地消の料理が並ぶビュッフェも堪能できます。クリスマス時期であれば期間限定の巨大クリスマスツリーのライトアップもあります。
また、千葉ポートタワーは千葉ポートパークも隣接するため、都会の喧騒を離れのんびりしたり、はたまた親子で外遊びをしたりという際にも最適です。
季節やシーンなどによって、いろいろな楽しみ方があるのも千葉ポートタワーの魅力です。