千葉はけっこう難読地名が多いんですよね。筆者はずっと千葉に住んでいるのですが、それでも読めない地名がけっこうあります。ということで筆者が特に全くわからなかった千葉の難読地名を10個ご紹介したいと思います。
筆者の独断と偏見で選びましたので、あしからず。
また、難読地名は下のような3つの系統に分けることができたので、系統ごとにご紹介していきたいと思います。
- 読めそうで読めない系
- 潔く諦めるしかない系
- 意外とそのまま系
さぁ、楽しく賢くなっちゃいましょう!
千葉の難読地名|読めそうで読めない系
かんたんな漢字で構成されているので、なんとなく読めそうな雰囲気がありつつも、やっぱり読めない、これこそが読めそうで読めない系です。そんな地名を6つご紹介いたします。
大谷流(おおやる)
大谷流(おおやる)は、千葉県八街市にある地名です。
完全に「大谷翔平の二刀流」を略したような地名なので、どうしても「おおたにりゅう」と読みたくなってしまいがちですが、「おおやる」と読みます。
武士(たけし)
武士(たけし)は、千葉県市原市にある地名です。
「ぶし」とは読みません。パッと見で「ぶし」と読んでしまった方も少なくないのではないでしょうか?といいますか筆者がそうだったのですが。
香(こうやつ)
香(こうやつ)は、千葉県館山市にある地名です。
「こう」「ぎょう」「かおる」、でも意外と「か」と読んでみたり、と勘繰りたくなりますが、「こうやつ」なんですね・・・上をいかれました。
山根(やまんね)
山根(やまんね)は、千葉県長生郡長柄町にある地名です。
アンガールズっぽさがありつつ「やまね」と読むと思いきや、「やまんね」と読みます。
横渚(よこすか)
横渚(よこすか)は、千葉県鴨川市にある地名です。
「よこすか」といえば神奈川県の横須賀が有名ですが、千葉県鴨川市にある横渚も「よこすか」と読みます。字は違えど同じ「よこすか」です。そしてどちらも海に面しています。
「すか」というのが、海岸に近い土地の地形的な特徴を表す意味をもっているようで、そこからきているみたいですね。
新(しむら)
新(しむら)は、千葉県匝瑳市にある地名です。
新の一文字を「しむら」と読むのは驚きですよね。匝瑳市(そうさし)自体も千葉県外の方にとってはかなり難読地名の部類に入ると思うので、匝瑳市新(そうさししむら)と続くと、もはや難読地名レベルは最強級ですね。
千葉の難読地名|潔く諦めるしかない系
地名を見た瞬間「あ、ムリだ」というのありますよね・・・。筆者は別段漢字が得意というわけではないのもあり、ノーチャンス、まさに手も足も出なかったという、そんな地名を3つご紹介いたします。
桜井総稱鬼泪山(さくらいそうしょうきなだやま)
桜井総稱鬼泪山(さくらいそうしょうきなだやま)は、千葉県富津市にある地名です。
もう難読地名業界では文句なしの最強級でしょう。というか地名自体がすごく強そうです。
安食卜杭(あじきぼっくい)
安食卜杭(あじきぼっくい)は、千葉県印西市にある地名です。
千葉県印旛郡栄町に「安食(あじき)」という地名があるのですが、こちらはさらに「卜杭(ぼっくい)」が加わっています。「安食(あじき)」だけでも十分難読地名なのですが・・・合わせ技一本です。
廿五里(ついへいじ)
廿五里(ついへいじ)は、千葉県市原市にある地名です。
「廿(つい)」も「五(へい)」も「里(じ)」も、すべて素直には読ませてくれないという・・・。びっくりするくらい勘がさえているような日であっても、かすりもしなさそうな難読地名です。
千葉の難読地名|意外とそのまま系
最後は意外とそのまま系です。「いやいやこれはそのまま読むような地名じゃないでしょ、だまそうと思ってもひっかからないぞ」という、それで勝手にひっかかってしまうパターン、裏の裏をつかれたような、実はそのまま読めば良い地名です。見事にひっかかってしまった地名が1つありました。
松尾町引越(まつおまちひっこし)
松尾町引越(まつおまちひっこし)は、千葉県山武市松尾町にある地名です。
一本やられた感がありませんか?ある意味難読地名です。一見そのまま読むはずないよなぁと思いきや、しっかりそのまま読みます。小学生でも読めますね。
千葉の難読地名はバリエーション豊富!クイズとして楽しんでみては
千葉の最強難読地名トップ10ということで千葉の難読地名を10個ご紹介してきましたが、いろいろなバリエーションがあって面白いですよね。「絶対読めないなぁ〜」というのがあったり「意外とそのままなんかい!」というのがあったり。
家族や友達同士などでクイズ形式で出し合ったりしたらけっこう盛り上るかもですよ!