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バス釣りのマッチザベイトとは?釣果にどう関係?重要視すべきポイントとは?

バス釣りのマッチザベイトとは?釣果にどう関係?重要視すべきポイントとは?
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マッチザベイトを知らないと損する」バス釣りではそのくらい重要なキーワードです。マッチザベイトを無視しては、納得の釣果を得ることが難しいですし、バス釣りのゲーム性の面白みも半減してしまいます。

そこで今回はマッチザベイトとは何か?から重要視すべきポイントまで解説していきます。

バス釣り初心者の方向きの内容です。バス釣り上達のためには絶対に押さえるべきポイントとなりますのでぜひご覧ください!

マッチザベイトとは?

マッチザベイトとは簡単に言えば、「使用するルアーを、バスが捕食するベイトフィッシュの見た目やサイズ、動きなどに合わせていきましょう」という考え方です。

それではなぜマッチザベイトという言葉がポピュラーになっているのでしょうか?

大きく分けて2つの理由が考えられます。

  1. マッチザベイトを意識したほうがバスに違和感なく口を使わすことができるから
  2. マッチザベイトを意識したほうがアングラーがパターンの正解を掴みやすいから

まず①から解説しますと、「バスも普段から食べ慣れているベイトに似たもののほうが違和感なく食べやすいよね」ということです。

②は、アングラー側の理由で、マッチザベイトを意識したほうが釣りを組み立てやすいということです。

バス釣りには、ザリガニパターン、ワカサギパターン、虫パターン、最近ではシラウオパターンなど様々なパターンが存在しますが、これらはマッチザベイトを意識しないとたどり着けません。

バスのメインベイトを知って、マッチザベイトを意識するところから始まります。

マッチザベイトは釣果に関係する?関係しない?

マッチザベイトは釣果に関係するか?関係しないか?

筆者の経験から申し上げますと、バス釣りにおいては大いに釣果に関係します。

重要なポイントは次の見出しで詳しく解説しますが、バスはベイトフィッシュの動向に大きく左右される魚のためマッチザベイトを意識したほうが、何より釣りの難易度が下がります。

特にバス釣り初心者の方にとってはマッチザベイトを意識することは非常に重要なことです。

バスのメインベイトを調べて、そのメインベイトがどのように動くか、フィールドのどの場所にいるのかなどを知ることがバス釣りの基本的な部分でもあります。

ただし、ここまでマッチザベイトの重要性を解説していて何ですが、マッチザベイトが関係しない状況があるのも事実です。

例えばリアクションの釣りがその日のパターンである時です。例えば1/2オンスのテキサスリグをフォールで食わす釣りがハマった時には、バスはルアーの姿かたちなどでは一切判断していないことが分かります。

また、あえてバスにルアーをじっくり見せないことが釣果につながることもあります。

マッチザベイトで重要なポイントとは?

筆者はマッチザベイトで意識すべきポイントは、サイズとアクション、スピード。この3つだと考えています。

マッチザベイトというと、どうしても見た目をベイトフィッシュに似せるということに着目しがちですが、見た目はあまり強く意識するポイントではないと考えています。

理由は、筆者がバス釣りを始めた時は、あまりリアルイミテートしたルアーやワームは多くありませんでしたがそれでも十分釣れたからです。

また、例えばバスがザリガニをメインベイトとしているフィールドではクランクベイトが非常に有効となりますが、地上でクランクベイトの姿かたちだけを見ればザリガニには見えません。

しかしながら水中ではまた見え方が異なります。クランクベイトの水中でのアクションは、バスにとってはザリガニの動きに似て見えるのかもしれません。

マッチザベイトで重要なポイント1.サイズ

サイズは、マッチザベイトを意識するにあたっては重要なポイントです。

野池と琵琶湖ではベイトフィッシュの種類が違えばサイズも違います。つまりは当然それぞれのフィールドに適したルアーやワームのサイズも違ってきます。

筆者の経験では、ルアーやワームのサイズが0.5インチ違えばバスの反応の出方はまったく変わります。

また、フィールドのメインベイトを知っていてもベイトも季節によって大きさが変わります。

基準のサイズからちょっとダウンサイジングしたりサイズアップしてみたりというのも納得の釣果を得るための一つの方法です。

マッチザベイトで重要なポイント2.アクション

アクションは、「どう餌に見せるか」の部分となり非常に重要です。

ルアーやワームは見た目よりも、どのようにして生きた餌に見せるかという部分がキモとなります。

バスのメインベイトがどのように動くのか一度調べて、それをイメージしてルアーをアクションするだけでも全然釣果は違います。

例えば、前述したザリガニとクランクベイトの例を挙げると、ザリガニは敵と遭遇した時に砂煙を巻き上げてスッと逃げます。これをルアーでアクションさせようとすると、やはりクランクベイトに適正があります。

クランクベイトであれば、ボトムを砂煙を巻き上げながら、さらにはヒラを打たせることで敵から逃げるようなイレギュラーなアクションを加えることが可能です。

マッチザベイトで重要なポイント3.スピード

アクションとリンクする要素でもあるのがスピードです。

マッチザベイトを意識する上ではスピードも重要なポイントとなります。

しかしながら非常に難しい部分でもあります。どのベイトフィッシュを意識する場合でも、状況によってそのスピードは異なるからです。

活性が低い時であればスピードは遅くなり、活性が高くなればスピードは早くなる。フィッシュイーターに追われれば、一目散にその場から散るように、ものすごいスピードで泳ぐ時もあります。岩陰に潜んでいる場合もあります。

したがってこればかりはフィールドで色々と試してみるしかありません。早く巻いたり、遅く巻いたり、止めたり。はたまた急にスピードを上げたりと。その日の適切なアクション・リトリーブスピードを見つけ出す必要があります。

マッチザベイトは重要!でも固執し過ぎないことも重要

マッチザベイトはバス釣りにおいてはとても重要なキーワードであると同時に、バス釣りの基本ともなる部分です。

マッチザベイトを意識することで、その日の正解パターンにたどり着きやすくなります。

しかしながら、時に意識し過ぎることが裏目に出る時もあります。シンプルにリアクションを狙った釣りのほうが有効となる状況もあるからです。

一つに固執せず色々と試してみるのもバス釣りでは重要です。